鉄錆妖精庭園 『Arkcell』(アークセル)
平たく言ってしまえば「全方位2Dシューティングゲーム+陣取りゲーム」といった風情。
陣取りゲームで、後ろに女の子の絵が出ているからといって
エッチなゲームというわけではないぞ。
画面内には8x8に区切られたエリアがあり、
自機、敵、自機や敵が撃ったショット、ボム、アイテムなどによって支配状態が変動。
自分の陣地が増えれば体力を回復しやすくなり、その分だけ先のステージを狙える。
敵の陣地が増えれば敵が増え攻撃が苛烈になり、その分だけハイスコアを狙える。
プレイヤーがゲーム中の難易度(ランク)を目視しながらコントロールする、というと
『Gundemonium』シリーズや『Hellsinker.』を思い浮かべるが、
作者サイトに何か確執があったような文面もあることから
『アークセル』には『Hellsinker.』からの影響があるとみて間違いないようだ。
参考:『Hellsinker.』
従来では情報が隠され、画面上の敵の攻撃の苛烈さから推測するしかない「ランク」が、
画面左側に[STELLA]として表示されており、アイテム等でプレイヤーが狙って変動させられる
まあ、基本はシューティングゲームなので、"destroy them all"で全く問題無し。
(ルールのシンプルさはシューティングゲームの美徳であるな)
ショットを撃ち込み続けるとエナジーフィールドが設置可能になるのだが、これが面白い。
フィールド周辺の敵を攻撃し続けるほか、敵弾防御や陣地拡大にも活躍してくれる逸品。
自機本体の殲滅力を落として、代わりに設置式の攻撃にバリエーションを持たせて、
リアルタイム・ストラテジー的な要素を強めたら俺好みなゲームになりそう。
あと花嫁妹が腹黒かわいい。